千島列島、樺太、渡島半島以外の北海道、中国東北部、シベリア東部、カムチャツカなどに分布しているマツ科トウヒ属の常緑針葉樹です。エゾマツ材は淡黄色で着色した心材がなく、木目はまっすぐに通っています。材の気乾比重は0.35〜0.52、平均0.43 くらいで針葉樹材のうちではやや軽く、柔らかい部類に入りますが、比重の割に強度があり、加工性に優れているため、建築用の板類をはじめとして挽き割・挽き角類、造作材、建具材、集成材、さらに家具や楽器材としても幅広く用いられています。
千島列島、樺太、渡島半島以外の北海道、中国東北部、シベリア東部、カムチャツカなどに分布しているマツ科トウヒ属の常緑針葉樹です。エゾマツ材は淡黄色で着色した心材がなく、木目はまっすぐに通っています。材の気乾比重は0.35〜0.52、平均0.43 くらいで針葉樹材のうちではやや軽く、柔らかい部類に入りますが、比重の割に強度があり、加工性に優れているため、建築用の板類をはじめとして挽き割・挽き角類、造作材、建具材、集成材、さらに家具や楽器材としても幅広く用いられています。