アパートとは、集合住宅・共同住宅の一種であり、1つの建物を仕切ってそれぞれ独立した住居にしたものを指します。似た建物として“マンション”がありますが、2つの言葉に明確な違いはなく、不動産会社が独自の基準で使い分けているケースがほとんどです。アパートと呼ばれる建物の例としては、木造もしくは軽量鉄骨造である、2階建て以下である、外観の雰囲気や設備が比較的簡素であるなどがあります。あくまでも各不動産会社が独自に使い分けている用語であるため、物件を比較するときは呼び方にとらわれず、情報の確認や内見などをしっかり行うことが望ましいでしょう。なお海外ではアパートとマンションの区別はなく、どちらもアパートメント(Apartment)と呼ばれています。アパートの住居部分は独立していますが、通路や階段など共用になっている部分もあります。また築年数がたっている物件だとトイレや風呂が共用になっているケースもあります。