漢字では「熨斗瓦」と書きます。切妻屋根や入母屋屋根などの棟に葺く、細長い瓦のことです。棟の左右から積み上げる「のし瓦」は、継ぎ目から雨水が入りやすいため、継ぎ目に土を塗り込みながら位置をずらして3段〜7段に積み上げます。段数が多いほど下地への雨水の浸入が防げますが、屋根の目立つ所なので意匠性を考慮して段数を決めことが多いです。「のし瓦」の上に積む、カマボコ型の「冠瓦」と合わせて、「棟瓦(むねがわら)」と呼びます。
漢字では「熨斗瓦」と書きます。切妻屋根や入母屋屋根などの棟に葺く、細長い瓦のことです。棟の左右から積み上げる「のし瓦」は、継ぎ目から雨水が入りやすいため、継ぎ目に土を塗り込みながら位置をずらして3段〜7段に積み上げます。段数が多いほど下地への雨水の浸入が防げますが、屋根の目立つ所なので意匠性を考慮して段数を決めことが多いです。「のし瓦」の上に積む、カマボコ型の「冠瓦」と合わせて、「棟瓦(むねがわら)」と呼びます。