つくば方式とは、建物譲渡特約付き定期借地権を応用したSI住宅のことです。
スケルトン定借ともいいます。第1号の事例がつくばで出現したことから命名され、従来にない画期的な手法として注目されています。
スケルトン定借は、建物をスケルトン(構造・躯体、共用部分)とインフィル(住戸内の内装)に分かれたSI住宅とし、契約期間が30年以上の「定期借地権」物件とするものです。入居者は、当初30年間は定借の持ち家に住み、地代と管理費を地主に払います。31年以降は建物を地主に売却し(買い取らない場合は50〜60年後)、その後は借家として継続して住み続けることができます。売却代金は、家賃相殺契約を結び、その後の家賃を低く抑えます。