じゅらく壁(じゅらくかべ)

安土桃山時代に豊臣秀吉が建築した聚楽第(じゅらくだい)の跡地付近の土を用いて作られたことから、その名がついたとされ、和風建築の代表的な塗り壁の一種です。茶褐色の土を混ぜた土壁の仕上げとして茶室などに広く用いられてきた塗り壁で、耐火性に優れた性質も持っています。年月が経っても表情を変えることはなく、やさしい独特の風合いが魅力。また最近では、じゅらく壁と同じような風合いに仕上げた壁も、じゅらく壁と呼ぶこともあります。

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