必要換気量とは、室内の空気を衛生的に保つために、最低限必要換気しなければならない空気の量のことです。呼吸により酸素を吸って二酸化炭素を排出するため、人が生活する場所で、換気が正しく行われていないと、二酸化炭素の濃度はどん […]
50音: ひ
階数が2階以上もしくは床面積が50m2以上の木造建築物では、地震時や大風時に発生する水平力(地震力または風圧力)に建物が耐えられるだけの耐力壁を持つように定められおり、この時に必要とされる壁量のことをさします。安全性を確 […]
「筋交い(すじかい)」と呼ばれる、家の建築時に柱と柱の間に入れて構造を強化する部材の中で、構造部にかかってくる「引っ張り力」を受け止めることで、引っ張り力による柱や梁などの変形をくい止めるのものをさします。建築基準法では […]
今いる住居や事業所などから別の場所へ移動することをいいます。引越しの際には荷物の移動のみならず、電気・ガス・水道・通信回線などの移転手続きなどやるべきことが数多くあります。また、荷物や家具が多い場合には引越し業者に依頼す […]
キッチンや浴室などの壁や床、外装の壁や床にタイルを張る際に用いられる、乾式工法のタイル張りの一つです。タイルが引っ掛けられるように凹凸がつけられた特殊な専用の下地材に、タイルを引っ掛けながら接着剤を使って張っていく方法や […]
都市計画区域を、「市街化区域」と「市街化調整区域」に区分したとき、そのどちらにも含まれない都市計画区域のことで「非線引き区域」とも呼ばれています。以前は「未線引き区域」といわれていましたが、平成12年の都市計画法の改正に […]
火災などで停電が生じた場合、暗がりでも速やかに避難できるよう、最低1ルクス以上の明るさを保って通路を照らす照明装置のことをさします。少なくとも30分間は、照度を確保しなければならず、避難する方向を示す誘導とは区別されてい […]
庇とは、窓、バルコニー、玄関ポーチなどの上部に突き出す形で付けられた、片流れの小屋根や屋根状の覆いのことです。帽子の庇と同じく、日光や雨を防ぐためのものです。窓の上に付けた雪除け庇や、柱などから腕木を持ち出して庇桁をかけ […]
「国が実施する都市再生事業の一つで、被災した市街地を速やかに復興し、防災性に優れた市街地とするために行う土地区画整理事業のことをいいます。被災地の面積がおおむね20ha以上で、被災戸数が1000戸以上の大規模被災にあった […]
「挽き割り」とは鋸を挽いて木材を二つに切り分けることで、挽き割りされた材の厚さ7.5センチ未満、幅が厚さの4倍未満のものを「挽き割り類」といいます。また横断面が正方形のものは「正割」、長方形のものは「平割」と呼ばれていま […]
引き渡しとは、土地・建物の事実上の支配を移して、引渡しを受ける人が自分の利益のために支配できるようにすることをいいます。土地の場合は、囲いを作って、引渡しを受けた人の所有地であることを記した標識を立てたり、建物の場合では […]
建物を解体せず、そのまま移動させることを曳屋といいます。主に、歴史的建造物などを残すための手法ですが、一般家屋に用いることもあります。例えば、道路拡張による建物の移動や、建物を残し、基礎の修理や地盤補強のみを行う場合、日 […]
引き戸とは、溝やレール上を滑らせて開閉する戸のことです。溝やレールのない上吊り式もあります。襖や障子、雨戸などの引き戸は、日本家屋にとって馴染み深いものです。ドア(開き戸)と比べ、開け放した状態にしやすく、扉の開閉による […]
横にスライドさせて使う窓で、左右の2枚の窓が交差することで開閉する窓のことをいいます。日本の多くの住宅で、多く用いられている窓の一種です。建具や窓サッシの素材には、アルミやスチール、樹脂、木などを使うのが一般的です。デッ […]
引き違い戸とは、引き戸の種類の一つで、2枚以上の戸を2本以上のレールや溝の上を水平に移動させることで、開閉する建具をいいます。引き違い戸の中には床に溝がなく、上部のレールで吊り下げるタイプもあります。引き違い戸を開閉する […]
窓の片方だけを引き込む「片引き窓」と基本的には同じです。「引込み窓」の大きな特徴としては、窓枠の片方に戸袋を設置し、その中に窓を引き込めるよう設計されています。雨戸や網戸などを壁面に設置した戸袋に収納する場合も、この引込 […]