濡れ縁(ぬれえん)

雨戸の外側などに付けられた縁側のことをいいます。風雨を防ぐ壁などがなく、雨水に濡れるためにこのように呼ばれます。室内の縁側とは異なり、壁面に対して直角方向に縁板を張るのが一般的です。また雨水の切れがいいように縁板を簀の子 […]

塗籠(ぬりごめ)

柱や軒などの木部の外壁まで土壁で覆う工法でつくられた個室のことをいいます。平安時代の貴族の住宅様式である寝殿造りの建物内で、土などを厚く塗った壁で囲まれた小さい部屋を「塗込」といいました。当初は寝室として利用されるほか、 […]

ヌック(ぬっく)

こじんまりとした隠れ家のような居心地のよいスペースのことをさします。「DEN」を「趣味を楽しむ隠れ家」とするなら、「NOOK」は「家族が集う隠れ家」です。広い家ならダイニングやリビングの他に「ヌック」を作ることもできます […]

貫(ぬき)

貫とは、木造建築の柱と柱を水平方向につなぐ横木のことです。軸組を補強すると共に、土壁の場合は下地ともなり耐力性を高める部材です。以前は柱を貫通させていましたが、現在は柱に穴をあけ、差し込んで固定する手法があります。

ぬいつけ打設(ぬいつけだせつ)

建築時における基礎の増設や一体化工事の際に用いられる工法の一種。建物の増築や既存の基礎が不足している場合によく行なわれます。既存の基礎の接着面にアンカーを3〜8本程度打ち付け、新しい基礎と「縫い付けるように」緊結していく […]

布基礎(ぬのぎそ)

建物の土台にそって、切れ目なくフーチング(基礎底盤)を築造した帯状の基礎を「布基礎」といいます。建物の土台と布基礎は金物で緊結されており、構造は鉄筋コンクリート造が一般的です。この布基礎は、一戸建て住宅で最も普及していま […]

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