解体や火災による焼失などの理由で、建物・家屋が存在しなくなった場合(滅失)には、建物の滅失から1か月以内に法務局に申請をする必要があります。これが滅失登記。建物滅失登記は申請義務があり、届出を怠ると10万円以下の過料に処 […]
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建物は高額な固定資産のため、一度に経費として計上することができません。そのため、減価償却して毎年計上するのですが、その際定められている法定の建物の耐用年数のことをさします。実際の建物の耐用年数ではありません。細目ごとに「 […]
地震などによる建物の被害程度をあらわすもので、軽微・小破・中破・大破・崩壊の5つのランクに分かれています。そのなかで「崩壊」とは、柱や耐力壁が大きく破壊され、建物全体または建物の一部が崩壊してしまった状態をさします。
地震などによる建物の被害程度を表すもので、軽微・小破・中破・大破・崩壊などに分かれています。中破とは建物の柱や梁などの構造体に損傷が見られ、修理をしなければ使用できない程度の被害をさします。
地震などによる建物の被害程度を表すもので、軽微・小破・中破・大破・崩壊の5つのランクに分かれています。大破とは柱がせん断、ひび割れ、曲げひび割れによって鉄筋が曲がるような状態。壁にも大きなせん断やひび割れが起こり、耐力が […]
地震などで、住宅の柱や壁、基礎や屋根、梁などの構造や建物が受ける損傷の程度を表すもの。「軽微」「小破」「中破」「大破」「倒壊」などに分けられます。「小破」は損傷がわずかであり、修理をしなくてもそのまま継続して住むことがで […]
1992年に施行された借地借家法によって創設された定期借地権の一形態です。建物譲渡特約付借地権では、借地契約を設定するさいに、設定から30年以上経過した日に建物を相当の対価で地主に譲渡することが約定されます。この譲渡がな […]
建物施設図とは、敷地の上にどのような建物がどういうふうに建っているのかを示した図のことです。登記簿、公図、地積測量図などと同様、法務局に保管されています。公図は、土地の位置、形状及び地番を表示したものです。地積測量図は、 […]
建物買取請求権とは、借地契約が終了したときに、借地人が建てた建物を地主に対して買い取るよう請求できる権利のことです。この権利は、地主の意思にかかわらず、請求された時点で売買契約が成立したものとみなされます。それを形成権と […]
道路拡張などの事情によって、主に同じ敷地の中で建物の位置を変更することを「移転工事」と呼びます。一般的に水平移動によって家を解体せずに移動させることを「曳き家(ひきいえ)・曳家(ひきや)」と呼んでいます。また、嵩上げによ […]
賃借物件の入居者は、その物件が抵当権の実行によって競売にかけられ、競落人(競売によって不動産を取得した人)から明け渡しを求められた場合、従わなければなりません。しかし、即時の明け渡しは困難です。そこで、競落人が代金を納付 […]
柱や梁などで基本構造を組み立て、棟木を上げる日に行う伝統的な儀式のことをいいます。一般的に「上棟式」「棟上げ」として知られているものです。また、「建て方」とも呼ばれています。施工に携わる人々集い、棟梁などが中心となって工 […]
建て付けとは、扉や障子、襖などの「建て具」が、建物に収まっているかどうかを表す言葉です。建て付けに問題がない場合、扉や襖がぴったりとその場所に収まりますが、建て付けが悪くなってくると扉などを閉めたときに隙間ができたり、枠 […]
窓の回転軸が垂直方向で、上下の溝に沿って窓を左右にすべらせることで窓を開閉するもの。窓枠に対して90度が最大の開放状態となるのが一般的で、気密性に優れているのも特徴です。窓が外側に開くため、窓の外側に網戸を取り付けられず […]
組子が縦に細かく連続した障子のことをいいます。「繁」とは細いものが規則的に連続することを指しており、縦繁障子ともいいます。主に関西地方で好まれています。また横に細かく連続したものを横繫障子といい、こちらは主に関東地方で好 […]
建具とは、戸、障子、襖、窓など、開閉して空間を仕切るものの総称です。建具は、家が完成した後に最後に入れるパーツですが、この建具によって住まいの雰囲気はずいぶん変わってきます。開口部に多種多様な建具を設置しますが、その役割 […]