地震などによる建物の倒壊や損傷を防ぐため、柱や土台、壁などに工事を行う補強のことをいいます。具体的な方法としては、壁の補強として筋交いを入れる、基礎を鉄筋コンクリートで打ち増しする、柱と梁の接合部分を耐震金物で強化する、 […]
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耐震等級とは、住宅の耐震性能をランク付けした等級のことです。住宅性能表示制度の「構造の安定に関すること」の項目で、等級1から等級3まで3段階で表示されています。等級1は、建築基準法レベルの耐震性能を満たす水準とし、等級2 […]
耐震性能とは、建物が地震のエネルギーをどれだけ吸収できるかという能力のことです。建物の構造躯体(骨組)の強度を表す指標のひとつで、柱や梁の強さや粘り、耐力壁の量とバランスなどが影響します。また、建物の耐震性能の目安となる […]
鉄筋コンクリート造の建物などで地震の時に建物の柱や梁など架構全体が破壊されないように、柱と壁などが接する部分につくられたすき間や目地のことをさします。このすき間に緩衝材などを入れることで、地震などが起きたときの衝撃を吸収 […]
専門化が既存の建物の耐震性を調べて判断することをさします。まず現地で目視による調査や、設計図書内容を確認して、診断レベルを判断します。診断レベルには、各階の柱と壁の断面積とその階が支えている建物重量から計算する最も簡便な […]
耐震構造とは、地震で生じる揺れに耐えるように考慮して設計された構造のことです。1995年1月の阪神・淡路大震災以降、より高度な耐震性能を備えるために建築設計基準が見直されました。日本のマンションはすべて、建築基準法にのっ […]
2005年11月に発覚した、マンションなどにおける構造計算書の偽装問題のことをさします。マンションやホテルの建設工事で偽装が行われました。帳簿の不備を告発されたことからの立ち入り検査によって偽装が発覚し、この事件は大きな […]
耐震基準とは、地震が発生した際に倒壊や損壊をしないように設けられた強度の基準で、建築基準法によって定められています。耐震基準は、1950年の建築基準法の施行によって義務付けられました。その後、1981年6月に耐震基準の大 […]
耐震性が低い建物の耐震改修工事を促進して、地震による被害を低下させ人の安全を確保することを目的とした事業のことをいいます。認定された建築物の耐震改修工事にかかる費用に、一定額の補助が受けることができます。補助の対象となる […]
地震などによる水平力を支えることを目的とした構造壁のこと。構造計算上で必要な壁を「耐力壁」といい、「耐力壁」のなかで地震力を受け持つものを「耐震壁」といいます。耐震壁は一般的に鉄筋コンクリート造の場合に使います。
地震で建物が倒壊するのを防ぐための工事。現在定められている耐震基準は、宮城県沖地震の反省に基づき1981年に制定された「建築基準法施行令改正(新耐震)」をベースに、阪神・淡路大震災の影響で、構造計算法に限界耐力計算法が認 […]
耐震改修促進法とは、1981年以前の旧耐震設計法(旧耐震)の基準で建てられた建築物のうち、不特定多数の人が利用する、一定規模以上の特定の用途の建物(特定建築物)などの所有者に対して、耐震性の確認と、改修に関する努力義務を […]
壁と比べて耐震性が低い開口部を、集成材などでできた木製のフレームで囲んで補強するものです。耐震壁と同程度の強度が得られるほか、大きな窓を設置することが可能となります。フレームの接合部はシールを貼り合わせるタイプや、ボルト […]
大規模地震でも建物が倒壊・損壊しないように補強すること。現在の耐震基準は1981年に改正された建築基準法により定められており、住宅やビルは震度6〜7程度の揺れでも倒壊しないよう基準が引き上げられました。しかし1995年に […]
犬や猫などのペットと共生する住宅などの素材に特に求められる、傷に強い性能のことを言います。代表的なものは、コルクを使った床材が挙げられます。ほかにもフローリング表面にコーティング処理するタイプのものもあり、ペットの爪キズ […]
企業が事業資金をどうやって集め(総資本)、どのような状態で保有しているか(資産)を表すもので、ある一定時点における資産、負債、純資産の状態を複式簿記という手法によって損益計算書などと同時に作成され、企業の経営状態に関する […]