柱や土台、筋交い、壁、床、天井など、建物の強度を担う構造部分に用いられる、高い接着力を持つ接着剤のこと。壁紙やタイルなど構造以外の部分に用いる接着剤と区別するために、こう呼ばれています。性能と信頼性が高いため、集成材や各 […]
50音: こ
建築物の構造用に使用する製材に関して、JAS(日本農林規格)は施工の合理化をはじめ木造住宅・建築物の普及や高品質化を目的とし、多種類が流通している寸法を標準化、簡素化。規格を定めて区分しています。区分は以下の通りで、針葉 […]
建物の柱や梁、筋交いや土台、床、屋根、壁など、構造上で耐力が必要な箇所に使用する集成材のこと。集成材とは、木の繊維方向を平行にして揃えて積み重ねて、合成樹脂材の接着剤などで圧着させたものをさします。一般的に、一本の木から […]
鉄筋コンクリート造や鉄骨造の構造材として、使われる鋼の総称。厚さ3ミリ以上、幅1250ミリ以上の板状のものを鋼板、厚さ3ミリ以上の平鋼、厚さ3ミリ未満の薄鋼、丸形・角型・異形などの棒状である棒鋼、I形・H形・T形・山形な […]
構造用合板とは、木造建築物の耐力上、重要な部分に使用される合板のことです。在来工法やツーバイフォー工法の耐力壁、床板、屋根の野地板などの下地材として使用します。剛性の高い構造用合板の使用により、建築物の耐震性や耐風性、防 […]
建造物の規模・形状などを地域ごとに集団的に規制(集団規定)することをさします。建築物の構造(鉛直力や水平力に対抗する建物の骨格のこと)について、建築材料による構造種別(SRC造、鉄骨造等)や、耐力計算による架構形式(ラー […]
建築物の柱、梁、壁などの構造部が、建築物の重さや住む人・家具などの重さ、また地震・風圧などから、力学的に耐えられる最大限の荷重のことを「構造耐力」といいます。建築基準法では、設計段階で構造耐力の数倍を想定荷重として設計す […]
建築物の安全性は、その構造設計がどのようにされているかで大きく変わってきます。建築基準法では、建築物の安全性を確保するために、「構造設計の原則」として下記のように定めています。・建築物の構造設計にあたっては、その用途、規 […]
2008年に施工された新建築士法で創設された資格をもった専門家のことをさします。構造設計一級建築士証を申請するには、一級建築士として5年以上構造設計の業務に従事した後、国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関が行う講習の課 […]
構造設計は、構造全般についての構造計画と構造計算に基づいた構造に関する設計、構造図の作成を行います。構造計画では、施工性や経済性、意匠設計・設備設計との統一性などに配慮しつつ、建築物の構造全般についての計画を作成します。 […]
構造図とは、建物の構造に関する図面です。設計図には大きく分けて、構造図面、意匠図面、設備図面があります。その中で構造図面は、柱や梁などの部材や接合部の形式など、実際の建物を建てるための情報が書かれています。構造図は、標準 […]
柱・梁・床・耐力壁などの構造部材の力学特性や、建物全体の特性を把握するために行う実験のことをさします。実物大または構造物の模型を作って人工的な外力を加え、そのデータを基に構造計画を作成します。大手の建設会社などは、自社で […]
建築物の構造部分を構成する建築材料のことをさします。構造用木材やコンクリートをはじめ、石材、レンガ、構造用鋼材なども構造材です。木造建築では、軸組、床組、小屋組など、構造上重要な部分に用いられる柱や梁などもさします。JA […]
2005年に発覚した耐震偽装事件をきっかけに、2006年6月に改正、2007年6月に施行された改正建築基準法で新しく導入された制度のことをいいます。構造計算が不可欠な建築物の構造計画をより正確に審査するために、新たに都道 […]
建築物の建築計画において、強度等の構造計算が建築基準法で規定された基準以上であるかを確認する審査のことをさします。2007年6月20日以降に建築確認申請を行う一定規模以上の建築物に義務付けられました。都道府県知事が指定す […]
構造計画で決めた建築物の構造(骨組み)が、建物自体の重さである自重、室内に設置する家具などの積載荷重、積雪、風圧力、土圧、水圧、地震その他の振動や衝撃などの外力に対して、どのような応力が生じるのかを計算することをさします […]