原状回復特約(げんじょうかいふくとくやく)

原状回復特約とは、賃貸借契約中に借主の原状回復義務を特約として盛り込むものです。通常の原状回復義務を超えた負担を、当事者間の合意として賃貸契約書に附帯事項として盛り込み、借主に損害賠償義務を規定しているものがあります。し […]

原状回復義務(げんじょうかいふくぎむ)

原状回復義務とは、売買契約などが解除されたとき、契約前の状態に戻す義務をいいます。これは民法の規定で、契約の解除は、契約の効力を最初に遡って消滅させるものとして、契約がなかったときと同じ状態に戻す義務があります。ただし、 […]

原状回復ガイドライン(げんじょうかいふくがいどらいん)

正式には「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」といいます。国土交通省が、賃貸住宅における原状回復の費用負担をめぐるトラブルを予防するために、1998年にまとめたものです(2004年改訂)。ガイドラインでは、通常の損耗 […]

源氏襖(げんじぶすま)

「源氏襖」は、奥座敷などの暗い部屋に光を採り入れるために、明かり取り用の障子が組み込まれた和襖のことです。障子の位置や格子の作り方で、「中抜き襖」「御殿襖」「長崎襖」とも呼ばれています。

現況有姿(げんきょうゆうし)

現況有姿とは、あるがままの姿という意味です。中古不動産で「現況有姿」の表記がある場合、リフォームなどを行わず、そのままの状態で引き渡すという意味です。また、山林や原野などで、宅地造成工事を行わず、現況のまま権利上の区画に […]

現況地目(げんきょうちもく)

登記簿上の地目でなく、現在の使われ方から見た地目のことを、現況地目といいます。登記簿上の地目には、宅地のほか田、畑、山林、原野、雑種地など21種類の区別がありますが、すべての土地について、登記簿上の地目が現在の地目と同じ […]

現況検査(げんきょうけんさ)

現況検査とは、中古住宅性能表示制度に基づく検査です。住宅性能表示制度は2002年より既存住宅(中古)も対象となりました。国土交通大臣に登録された第三者機関「登録住宅性能評価機関」が、中古住宅の性能を評価・表示します。表示 […]

現況確認(げんきょうかくにん)

現況(生存)を確認するためのものです。賃貸借契約書類と一緒にお渡ししている現況確認書は、賃貸の退去時の際に、現況確認として使用します。

現況(げんきょう)

現況とは、不動産においては、「現況地目」または「現況検査」のことをいいます。

玄関ポーチ(げんかんぽーち)

玄関ポーチとは、一戸建て住宅において、玄関の上に突き出ている庇の下の空間のことをいいます。最近では、マンションでも門扉を設けて、門扉から玄関までの空間をポーチと呼んでいるものもあります。

玄関扉(げんかんとびら)

玄関扉とは、玄関に設置される扉のことをいい、耐久性や耐候性が求められます。玄関ドアには開き戸と引き戸があり、開き戸は洋風のデザイン、引き戸は和風のデザインが一般的です。引き戸は、スライディングドアと呼ばれる洋風のタイプも […]

玄関収納(げんかんしゅうのう)

玄関に設置される収納のことで、一般的には下駄箱、または傘立てなどがセットされたものをさしますが、上着や帽子を掛けるコートクロークや、ベビーカーや子供の三輪車などがしまえる大型の収納もあります。一般的にローカウンター型やカ […]

原価法(げんかほう)

原価法とは、鑑定評価手法の1つで、不動産の再調達原価をもとに対象不動産の試算価格を求める方法です。この手法では、価格時点において、新しく建築(建物)または造成(土地)を行って再調達する場合の原価を求め、これに減価修正を行 […]

減価償却費(げんかしょうきゃくひ)

減価償却費とは、減価償却資産の償却費のことです。減価償却の方法には「定額法」と「定率法」があります。通常は「定額法」が適用され、毎年同じ額が償却されます。「定率法」の場合には、初めの年ほど多く、年とともに減少します。20 […]

減価償却資産(げんかしょうきゃくしさん)

減価償却資産とは、時の経過によって価値が減っていく資産のことです。経理や税金の計算で、取得した年に全額経費にするのでははく、使用可能な全期間にわたって必要経費とするものです。減価償却資産には、次のものが該当します。建物、 […]

限界耐力計算(げんかいたいりょくけいさん)

建物が地震に対してどのくらい耐えられるかを、設計の段階で計算するものです。2000年の改正建築基準法で導入された計算方法で、建物が地震後でも構造性能が保たれている損傷限界の指標などを示す計算方法です。それまでは他の災害と […]

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