賃貸借・雇用・委任・組合などのような継続的契約関係を、契約当事者の一方の意思表示によって消滅させることを「解約」といいます。契約の「解除」の場合は、その効力は過去にさかのぼる(原状回復義務が生じる)のに対して、「解約」の […]
50音: か行
一度売却した不動産を、売却代金と契約費用を返還することによって取り戻す(買戻す)という特約を「買戻し」といいます。借金の担保に自己の不動産を債権者に売却し、返済が可能になったときに買戻すという債権担保の機能を持った特約で […]
開放廊下とは、片側には住戸が面し、もう一方には外部が面している廊下のことをいいます。開放廊下は建物内に開放感をもたらしますが、プライバシーを確保しにくくなるので、住戸の玄関先にアルコーブを設けるなどの工夫が必要となります […]
界壁とは、共同住宅において、各住戸の間を区切る壁のことをいいます。相応の防耐火性能や遮音性能が求められます。建築基準法上、界壁は遮音上問題となる隙間のない構造であり、耐火構造または準耐火構造または防火構造でさらに天井裏に […]
いったん滅失した登記を回復させるための登記を、回復登記といいます。登記の全部または一部が不適法に抹消された場合に、抹消された登記を元どおりに回復させる登記を、抹消回復登記といいます。抹消回復登記では、登記上の利害関係があ […]
開発指導要綱とは、地方公共団体が宅地開発業に対して定めた開発規定のことです。乱開発による環境の悪化や急激な人口増による公共設備の整備の遅れを防ぐため、各地方自治体で明文化しています。内容はさまざまですが、一定規模の宅地開 […]
開発行為とは、主に建物の建築などを目的に行う土地の区画形質の変更をいいます。都市計画法により、建築物または特定工作物(プラントや野球場、陸上競技場、遊園地、動物園、墓地など)を建築するために、敷地の整地や宅地造成などを行 […]
不動産における「買主」とは、不動産物件を買う人または法人のことです。売買契約が成立すると、売主は所有権の移転登記を申請して買主に所有権が移転されます。買主が個人の場合、未成年者や成年被後見人などの「制限行為能力者」の場合 […]
水平に重ねた複数の細長いガラス板のルーバーを、ハンドルを操作して開閉する複合式の窓のことです。キッチンや洗面脱衣室、クロゼットなど、換気や通風を頻繁に行う必要がある場所に設置されることが多く、窓枠の材質も、水回りにはアル […]
ガラス戸の中心を軸に、180度回転する窓のことをいいます。垂直軸でガラス戸を左右に動かす縦軸回転窓と、水平軸でガラス戸を上下に動かす横軸回転窓があります。密閉性が高く、気密性や水密性を要求される場所に適しています。回転角 […]
物件の購入希望者が売主または仲介者に宛てて発行する書面をさします。物件を購入する意思を証明するものとして、購入希望価格、支払方法や支払時期、そのほかの希望条件などを記載します。あくまでも購入希望者の意思表示の書面であり、 […]
改築とは、これまでと同様の用途や構造、規模のものに建替えることです。建築基準法で厳密に定義されており、ほかの類似した言葉とは区別されています。床面積を増やすために建て増すことは増築、反対に減らすことは減築といいます。建物 […]
床面からすぐ上の階の床面までの高さのことです。マンションなどでは、床下のスラブから天井のスラブまでの高さのことで、建物の1階層分の高さを指します。階高が高いと、その分、実際の室内の天井高も高く取ることが可能になり、床スラ […]
1979年に制定された「省エネ法(エネルギー使用の合理化に関する法律)」は、工場や建築物、機械・器具についての省エネ化を進め、効率的なエネルギー使用を促すための法律です。2008年には、大幅にエネルギー消費量が増加してい […]
1979年に制定された「省エネ法(エネルギー使用の合理化に関する法律)」は、工場や建築物、機械・器具についての省エネ化を進め、効率的なエネルギー使用を促すための法律です。2008年には、大幅にエネルギー消費量が増加してい […]
界床とは、共同住宅で上下階の間に位置する床のことをいいます。相応の防耐火性能や遮音性能が求められます。アパートやマンションなどの集合住宅で、界床の性能が不十分な場合、騒音や衝撃音など、近隣トラブルの原因となる可能性もあり […]