1枚の戸を左右どちらかに引くことで開閉する戸のことをいいます。開き戸と違って、出入り口周囲にスペースがなくても設置できるメリットがあります。玄関や居室入口などに多く使用されています。日本では襖や障子などのタイプとして、最 […]
50音: か行
片流れ屋根とは、一方向だけに勾配のある屋根のことです。シンプルな形状のため、屋根のコストが安く、従来は比較的小さな建物や物置などで用いられてきました。雨水の流れがよく、採光なども取りやすいという利点がありますが、その反面 […]
ケヤキ、ナラ、カシ、チークなどの堅い木の総称です。硬質で強度が高い分、加工が困難ですが、木肌の美しい模様や杢目を生かして、建築化粧材や建具・家具などに使われます。
ガラスの片面もしくは両面に凹凸や模様をつけることで、光を通しながら視線を遮ることができるガラスのことです。「型ガラス」とも呼ばれています。トイレ、浴室、洗面室、階段などの窓、間仕切り、建具など、プライバシーを守りたい箇所 […]
風によって建物が揺れるのを防止する装置のことをいいます。普段は基礎上にある「風揺れ固定装置」のピンが建物にある受け皿に差し込まれることで固定し、風による揺れを防ぎます。しかし地震の際には、センサーが作動してピンが受け皿か […]
固定資産の課税明細書の事を言う。固定資産税・都市計画税(土地・家屋)の納税通知書と一緒に住民登録する市町村から送られてくる。固定資産税・都市計画税が課税されている土地・家屋の所在、地番、価格などの状況が書いてあります。
ここでいう課税標準額とは、固定資産税の税額を算出する上で基礎となる課税対象金額のことで、固定資産税課税標準額といいます。固定資産税と都市計画税に限ったもので、土地の課税に対して一定の軽減措置(住宅用地の特例)や負担調整を […]
現状回復の制約を受けずに入居者が内装を変えたり選べたりする賃貸物件を「カスタマイズ賃貸」といいます。リノベーション予定の物件を対象に、入居前に借主が壁紙や照明などを指定できるタイプのほか、借主が躯体や共用部分以外全面的に […]
入居者がDIYを行えることを前提にしたシェアハウス。個室のみDIYができるタイプのほか、最近では共用部分も含めて自由に活用できるカスタムシェアハウスも登場しています。共用部分のDIY例としては、廊下の壁にアートを描いたり […]
奈良時代中期に成立したと考えられている神社の本殿形式の一つ。出雲大社に代表される大社造と同じく、妻入の切妻造りですが、屋根が曲線を描いて反り、正面に片流れの庇(向拝)が取り付けられ、庇と大屋根は一体となっています。寺院建 […]
丸鋼、角鋼、平鋼などの金属製でコの字の形状をした接合金物のことをさします。建築において木材と木材をつなぎ合わせるための金具で、木造住宅の土台や軸組、小屋組などで、隣り合う2つの構造材や木材に爪を打ち込み、接合するのに用い […]
建築物の骨組みや地盤に加わる力のことをさします。「荷重」には、建物自体の重さである固定荷重(自重)、人や家具などの重さである積載荷重、屋根に積もった雪による積雪荷重など、重力と同じ方向に働く鉛直荷重と、台風や地震などの際 […]
住宅内で炊事や洗濯、掃除など、家事をする際に人の動きを表す線のことです。人が移動する時の動きを、線で表したもののことを動線といいますが、住宅内においては、大きく生活動線と家事動線に分けられます。生活動線は朝、起きて、顔を […]
家事室とは、洗濯やアイロンがけ、ミシンがけのほか、家計簿をつけたり、書類の整理をしたりする部屋です。家事室は「ユーティリティルーム」とも呼ばれています。家事室の形態として、キッチンに併設するワークスペース、洗濯機からの動 […]
漆系の合成樹脂塗料のことをいいます。食用のカシューナッツの実の殻(カシューナット・シェル)から抽出されるカシューナット・シェルオイルを主成分としています。塗膜や性能が漆とほとんど変わらないと言われており、漆ならではの独特 […]
食用のカシューナッツの実の殻から抽出されるオイルを主成分として、フェノール、メラニン、尿素、アルキドなどをアルデヒドと共縮合することで製造されるもの。漆の代用として使われることが多く、カシュー塗りによる塗装も漆のような独 […]