【一人暮らし】食費・住居費・光熱費…徹底節約で生活費を減らそう

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一人暮らしは自由な反面、家計の管理は意外に大変です。

特に、近年は食品や電気代などが値上がりし、支出を抑えたいと考える方も増えているのではないでしょうか。

そこで今回は、一人暮らしで生活費を節約するための具体的な方法を、支出の項目ごとに詳しく解説します。

2023年の家計調査報告によると、単身世帯の消費支出の月平均額は167,620円でした。

具体的な費用の内訳は以下の通りです。

  • 食 料:46,391円 
  • 住 居:23,815円 
  • 光熱・水道:13,045円 
  • 家具・家事用品:5,955円 
  • 被服及び履物:4,712円 
  • 保健医療:7,426円 
  • 交通・通信:21,796円 
  • 教育:2円
  • 教養娯楽: 19,425円 
  • その他の消費支出:25,051円


生活費の中で最もかかるのは食料費で、住居費、交通・通信費、教育娯楽費と続きます。
もちろん、収入に応じて支出額は大幅に増減します。

なお、一般的には「収入の8割でやりくり、2割を貯蓄に回すことが理想」とされています。

貯金ができないとお悩みの方は、支出が多すぎないか見直してみましょう。

65歳以上の一人暮らしでかかる生活費

2023年の家計調査報告によると、65歳以上の単身無職世帯(高齢単身無職世帯)の消費支出の平均額は145,430円でした。

具体的な費用の内訳は以下の通りです。

  • 食 料:40,103円 
  • 住 居:12,564円 
  • 光熱・水道:14,436円 
  • 家具・家事用品:5,923円 
  • 被服及び履物:3,241円 
  • 保健医療:7,981円
  • 交通・通信:15,086円 
  • 教 育:0円
  • 教養娯楽: 15,277円 
  • その他の消費支出:30,821円


年齢を重ねると支出額は全体的に下がるものの、トータルの生活費は必ずしも大きく下がらないことが分かります。 

一人暮らしで節約するコツ

支出項目ごとの節約方法を見る前に、全体に共通する節約のコツを確認しましょう。

月々の支出を把握する

節約の第一歩は、支出を正確に把握することです。

家計簿アプリなどを活用して、食費、住居費、光熱費、通信費など、すべての支出を記録しましょう。

支出を把握することで「外食が多い」「お菓子などのちょっとした買い食いが多い」などの無駄遣いに気付き、それを減らすことができます。

具体的な目標を作る

漠然と「節約したい」と思うよりも、具体的な目標を作った方が成功の確率が高くなるケースがあります。

「これまでより支出を1割減らす」「5年で100万円貯める」「旅行に行くための費用を貯める」など、具体的な目標を設定しましょう。

目標を設定することで、モチベーションが維持できます。目標達成に向けて、具体的な節約プランを立てるとベターです。

できるだけキャッシュレス決済にする

お金を使う際は、できるだけクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済にすることでポイントを貯めることができます。 

ポイントを生活費の支払いに使用することで、実質的な節約となります。

キャッシュレス決済は、レシートが残らないため、支出を把握しにくいデメリットはありますが、家計簿アプリと連携できるキャッシュレス決済サービスを利用すれば、支出が自動的に記録できます。

固定費を下げる

固定費を可能な限り下げることで、毎月必ず発生する出費を抑えることができます。 

代表的な固定費の例は、以下の通りです。

  • 家賃
  • 通信費
  • 保険料 
  • サブスクリプションサービス  など


無駄な固定費を見直すことで、月に数千円〜数万円程度、節約できる可能性もあります。

食費を節約するコツ

食費は支出の多くの部分を占めます。

なお節約の際は、健康を第一に考え、栄養バランスなどが偏らないようにご注意ください。

  • 自炊を心がける: 外食を控え、自炊をメインにする
  • まとめ買い: 特売やセール時にまとめ買いをする
  • 格安スーパーやディスカウントストアを活用する: 品質も問題ない格安スーパーやディスカウントストアを活用する
  • 旬の食材を選ぶ: 旬の食材は栄養価が高く、価格も安価
  • マイボトル持参: 水分補給はマイボトルを利用し、ペットボトル飲料の購入を控える
  • フードロス削減: 作り置きや保存方法を工夫し、食材を無駄にしない

住居費を節約するコツ

賃貸にお住まいの場合、家賃は支出に占める最も大きな固定費となるケースが多いです。

家賃は収入に対して1/3以内に抑えるのが望ましいと言われていますが、節約や貯金を考える方は1/4以内を目指すと良いでしょう。

  • 家賃を抑える: 無理のない範囲で、家賃を抑えた物件を選ぶ
  • 駅から徒歩圏内の物件を選ぶ: 交通費を抑えられる
  • 築年数の古い物件も検討する: 新築よりも家賃が安い
  • ルームシェア: 家賃を大幅に節約できる

光熱・水道費を節約するコツ

電気・ガス・水道は、私たちの生活に欠かせません。

毎日必ず使うからこそ、ちょっとした工夫で確実に節約することが期待できます。 

  • 節水シャワーヘッド: 節水シャワーヘッドを使用する
  • 食洗機を使う: 手洗いより食洗機の方が水道代を抑えられるケースがある
  • 照明: LED電球に交換する
  • 家電: 省エネ性能の高い家電製品を選ぶ
  • 待機電力: 使用していない家電製品のプラグを抜く
  • エアコン: 設定温度を適切に調整する
  • 夏: エアコンの冷房効率を高めるために、カーテンやブラインドを活用する
  • 冬: 暖房効率を高めるために、窓やドアの隙間をふさぐ
  • 電力会社の見直し:リーズナブルなプランが提供されている電力会社に乗り換える 
  • 都市ガスのエリアに住む: プロパンガスは費用が割高 

家具・家事用品費を節約するコツ

家具は、抵抗がなければ中古品を選ぶことで、購入費用が大幅に節約できます。

  • 必要なものだけを購入する: 衝動買いを控える
  • リサイクルショップやフリマアプリを活用する: 中古品を安く購入できる
  • DIYする: ホームセンターなどで材料を揃え、家具を自作する
  • 100円ショップを活用する: 日用品を安く購入できる
  • レンタルサービス: 家具や家電をレンタルする

被服及び履物の費用を節約するコツ

おしゃれにこだわる方は支出が増える可能性があります。

無理なく節約できる方法を考えてみましょう。 

  • セールやクーポンを活用する: セール時にまとめ買いをする
  • ファストファッション: 安価な衣類を購入できる
  • 古着: 古着店やフリマアプリで古着を購入する
  • 手持ちの服をリメイクする: 新しい服を購入せずに、手持ちの服をリメイクする
  • 靴は長く使えるものを選ぶ: 安価な靴はすぐにダメになってしまう
  • サブスクサービスを利用する:服を頻繁に変えたい方は、サブスクを利用した方が安い可能性もある

保険医療費を節約するコツ

保険医療費の節約では、保険の見直しと健康の維持が基本となります。 

  • 加入している保険を見直す: 必要のない保険は解約する/新しい保険に乗り換える
  • ジェネリック医薬品を活用する: 新薬と比較して数10%安く購入できる
  • 健康的な生活習慣を送る: 病気になりにくい生活習慣を送ることで、医療費を抑えられる

交通・通信費用を節約するコツ

現代においてスマホは必需品と言えますが、プランやデータ通信量の見直しで節約できます。

車と公共交通機関のどちらが得になるかは、お住まいの状況によっても変わりますが、 一度見直しても良いでしょう。 

  • 公共交通機関を利用する: 車の利用を控える
  • 車を処分する: 車検代・駐車場代・保険料・ガソリン代なども節約できる 
  • 格安SIM: 大手キャリアよりも料金が安い格安SIMを検討する
  • プランの見直し: 現在の利用状況に合ったプランに変更する
  • データ通信量の節約: Wi-Fiを積極的に利用する

教育娯楽費を節約するコツ

  • 無料・低額のエンターテイメントコンテンツを活用する: 映画や音楽などは、無料・低額の配信サービスを利用する
  • 使わないサブスクサービスは解約する: 使用頻度の低いサブスクサービスは解約を検討する 
  • 無料・低額の施設を利用する: 読書や運動などは、図書館や公園を利用する。美術館・資料館・地域の体育館などは、無料・低額で利用できるケースもある 
  • イベントやセール情報をチェックする: 無料や割引料金で楽しめるイベントやセール情報をチェックする
  • 無料・低額のエンターテイメントコンテンツを活用する: 映画や音楽などは、無料・低額の配信サービスを利用する
  • 使わないサブスクサービスは解約する: 使用頻度の低いサブスクサービスは解約を検討する 
  • 無料・低額の施設を利用する: 読書や運動などは、図書館や公園を利用する。美術館・資料館・地域の体育館などは、無料・低額で利用できるケースもある 
  • イベントやセール情報をチェックする: 無料や割引料金で楽しめるイベントやセール情報をチェックする

まとめ

一人暮らしで生活費を節約する方法は、非常に多いです。

自分に合った方法を組み合わせて実践することで、大幅な節約が実現できるケースもあるでしょう。 

一人なのでとことん節約することも可能ですが、我慢のしすぎは禁物です。自分を追い詰めず、できる節約からトライしてください。

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